Xcode4の使い方メモ 〜 ビルド実行 & 画面構成
※Xcode初心者向けの記事です。触ってみて分かった内容をメモしていますので、使用方法がマニュアルに対応していない可能性があります、ご注意ください。ちなみに2011/8/11時点では、Xcode4は英語のみ対応。
Hello World
プロジェクト作成
例としてC++コマンドラインアプリを作成してみます。
File>New>New Project
MacOSX>Application>Command Line Tool>Next
Product Name>プロジェクト名を入力, 例えば"CommandLineTool_sample1", Type>C++>Next
プロジェクトパスを指定して"Create"
これで"CommandLineTool_sample1"というPROJECTとTARGETができました。
ビルドと実行
左上実行ボタンまたはProduct>Build, Product>Run
Debug Areaが表示されてAll Output部分に"Hello World"が表示される
NavigatorのProducts内アプリ名が赤→黒になればビルド成功。クリーンはProject>Clean
ブレイクの貼り方
Editorの左端をクリックするとブレークを貼ることができる。破棄するにはブレークをドラッグすればよい。
実行するとブレークポイントで止まるので、Product>Debug>Continue, Step Into, Step Over, Step Outなど続きの操作を行う。またはDebug Area上端部のContinue, Step In/Outボタンを押しても同様。
定義へジャンプする
変数や関数名、ヘッダファイルなどを選択して、Navigate>Jump to Definition
定義されている行が表示されます。
画面構成(View)
左からNavigator--Editor & (Assistant or Version Editor:デフォルト非表示)--Utility(デフォルト非表示), 下側がDebug Area(デフォルト非表示)という構成です。
大まかな表示切り替えは右上Viewボタンから, 細かい設定はViewメニューから調整できます。
Navigator
左端のプロジェクトやソースファイルが表示されている領域が"Navigator"
Navigatorでプロジェクトを選択するとEditorにPROJECTとTARGETが表示され、
ソースを選択するとEditorにソース編集画面が表示されます。
Navigatorに表示する内容にはプロジェクト以外にも何種類か用意されていて、View>NavigatorsまたはNavigator上端のボタンで切り替えられます。
Editor
ソース編集画面がEditorです。Assistant EditorかVersion Editorの2画面にできます。
(gitで構成管理をしているときにVersion Editorで差分をチェックできると思われる>未確認)
表示切り替えはEditor>Assistant Editor> Show Assistant Editor、右上Editorボタンでも切り替えられます。行数を表示するには、Xcode>Preferences>Text Editing>Show Line Numbers
Utility
デフォルトでは非表示ですが、右サイドに表示されている画面がUtilityです。
改行コードやインデントがView>Utilities>File Inspector>Text Settingsから設定できます。切り替えはView>Utilitiesから。
Debug Area
下側デバッグコンソール部分です。View>Debug Area>Active Console or Hide Debug Areaで表示切り替えが設定できます。
その他
※追記するかもしれません。